iOSエージェント機能のご紹介

本書は、エージェントインストール後の動作過程と使用に関する案内を含む文書です。

内容を確認する前に、エージェントのインストールが正常に行われたことを確認してください。

NetFUNNEL iOSエージェントの案内

NetFUNNELエージェントはNetFUNNELサーバーと通信するための一種のNetFUNNEL専用クライアントです。ユーザーは適用しようとするクライアントアプリケーションコードにエージェントが提供する様々な関数を適用、実装して仮想待合室を適用することができます。

機能案内

• NetFUNNEL Consoleに登録されたドメインアドレスに基づいてNetFUNNELサーバーと通信し、特定のポイントに待機およびブロックウィンドウ機能を提供します。
• EUM(End User Monitoring)機能を活用するためのデバイス状態情報及び設定した区間での作業処理所要時間に対するデータ収集を行います。

要求事項

• iOS 12以降
• Storyboard(obj-c, swift), Swift UI で使用可能。

NetFUNNELエージェント動作のご案内

NetFUNNELエージェントは大きく次のような動作フローを持っています。

1. 待機前
   • 待機をする前には設定情報の初期化を行います。このプロセスは、NetFUNNELサーバーから設定情報を受け取り、エージェントがその情報を基にオブジェクトを初期化するプロセスです。
   • 別途提供する初期化関数を使用してNetFUNNELエージェントの設定情報を初期化してください。
2. 待機中
   • 仮想待機室を公開し、トラフィックの待機を適用したいページ(ビューまたはアクティビティ)の特定の部分で待機するプロセスです。
   • 別途提供する待機開始関数を使用して仮想待機室を適用してください。
3. 待機後
   • 待機が終了した後のプロセスです。ユーザーが待機が終了する理由には、入室成功、入室失敗、待機キャンセルなどの3つのケースがあります。
   • 別途提供するdelegate関数と完了処理関数を使用して待機終了後のロジックを実装してください。